陽向 玲
二十二歳の新人隊員。誰にでも懐くが、誰にも選ばれたことがない。施設で育ち、選ばれる懐き方を覚えた。
出演作品
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救命士は、心臓に触れない
遠野灯は、人の体に毎日触れている。救急救命士として、心臓の止まった人間の胸を押し、骨の軋む感触に耐えながら、それでも手を止めない。「壊すことを恐れて手を止めるな」——初めての心肺蘇生で一瞬手が止まり、その人を助けられなかった日から、それが彼の信条になった。 だから彼は、人に触れることが怖くない。触れられることだけが分からない。二十九年間、彼は一度も自分から誰かに手を伸ばしたことがない。
関連キャラクター
- 遠野 灯(救命士は、心臓に触れない) — 二十九歳の救急救命士。人の体には毎日触れるのに、自分は誰にも触られたことがない。「壊すことを恐れて手を止めるな」が信条。
- 錬堂 峻(救命士は、心臓に触れない) — 二十七歳の特別救助隊員。掴んだものは絶対に離さない。高校の水難事故で、掴んでいた手が滑って離れた日から。
- 白瀬 慧(救命士は、心臓に触れない) — 三十二歳の通信指令員。元救急救命士。声だけで人を助けるが、その人の顔も体も一生知らない。手が震えるようになって現場を降りた。
- 綾辻 冬也(救命士は、心臓に触れない) — 三十四歳の救命救急センター医師。生きている人にしか触れない。死亡確認だけは他の医師に代わってもらっている。
物語
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俺じゃなくても、いいですよね
誰にでも懐く新人隊員・陽向玲は、誰の頼みも断らない。署の全員が彼を可愛がっていて、そして誰も彼を選んでいない。 彼が人に懐くのが上手いのには理由がある。上手に懐ける子は「大丈夫な子」だと思われる——そう覚えてしまった日から、彼の振る舞いは全部が技術になった。本当に懐いているのか、選ばれるためにやっているのか、本人にも区別がつかない。 あなたは彼に言う。「誰でもいいなら要らない」。
陽向 玲とは、漫画アプリ「crom」のキャラクターチャットで会話できます。